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解説

ジョージ・A・ロメロの歴史的傑作ホラー『ゾンビ』(78年)は、ユニークな人物設定、卓越したストーリー、目を覆う残酷描写の数々で、ホラー・ファンのみならず、多くの映画ファンを虜にしてきた。そして、そうした記念碑的作品によくあるように、ルチオ・フルチの『サンゲリア』(79年)を筆頭として多くの便乗・亜流作品が誕生したが、中でも比較的早い段階で臆面もなく『ゾンビ』をトレースしただけでなく、同時期の問題作『地獄の黙示録』(79年)の要素まで吸収して作り上げられたのが、本作『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』だ。
日本では80年代ビデオブームの際にビデオ化され、『ゾンビ』と同じゴブリン・サウンドが轟く中で展開される残酷絵巻に、ホラー・ファンは度肝を抜かれた。その禍々しき問題作がなんと製作から40年の月日を経て、ついに日本のスクリーンに登場! しかも「4Kリマスター版」として。「史上最●のゾンビ映画」と言われながらも、今なお根強いファンを持つ麻薬のような作品に、あなたも感染するかもしれない。
『食人族』日本公開から40年、『ゾンビ』製作45年の節目の年となる2023年に初公開となる『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』。ぜひ大きなスクリーンで鑑賞していただきたい。



ストーリー

パプアニューギニア奥地にそびえたつ一大化学研究所〈ホープセンター〉。そこでは「スイート・デス計画」という名の人類進化に関わる実験が進められていたが、ありえない事故によって研究中の化学ガスが漏洩、汚染された職員はゾンビ化し、彼らに襲われた者も次々ゾンビへと変わっていった。大使館人質籠城事件を制圧したロンドン隊長以下、ヴィンセント、サントロ、オズボーンという国際警察特別狙撃隊チームの次なる任務地は通信が途絶えた〈ホープセンター〉だった。そのパプアニューギニアでは、TVレポーターのリアと助手のカメラマン、マックスがジャングルの中の廃村で立ち往生していた。ソンビと化した住民が襲いくる中、ロンドン率いるチームが村に到着し、ゾンビたちを一掃する。リアとマックスを加えた6人は奥地へと進むが、次に彼らを待ち構えていたのは食人族だった! このジャングルでいったい何が起きているのだろうか!?



スタッフ

監督:ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ)
1970年代からイタリアで映画監督・脚本家・編集と活躍してきた。ゾンビ、食人、尼僧、戦争と様々なエクスプロイテーション作品を生み出し、ヒット作には常にすぐさま便乗するという、たくましき映画屋根性を持つ。世界中のB級映画ファンにとっては避けては通れぬ鬼門のような存在。
代表作◆『呪われた修道院』(80)、 『新・カリギュラ』(82)、 『ラッツ』(83)、 『ストライク・コマンドー』(86) 、 『サンゲリア2』(88)、 『サイバーロボ』(88)、 『エイリアンネーター』(89)、 『食人族2』(03)
原案・脚本:クラウディオ・フラガッソ
1970年代にブルーノ・マッティと組み数々のイタリア娯楽映画の脚本を書く。80年代半ばからは監督業にも進出、2000年代に入って今なお新作を作り続けている。
代表作◆『モンスター・ドッグ』(85)、 『ストライク・コマンドー』(86) 、 『ゾンビ4』(88)、 『サンゲリア2』(88)、 『サイバーロボ』(88)、『エイリアンネーター』(89)、 『トロル2/悪魔の森』(90) 、『バトル・ヘルハウス』(90)
音楽:ゴブリン
『サスペリア』(77)の世界的ヒットで知られるイタリアのプログレッシブ・バンド。『サスペリアPART2』(75)でダリオ・アルジェントと組んで以降、数々のホラーやアクション映画にスコアを提供してきた。中でも『ゾンビ』(78)の楽曲は有名だが、『ヘル・オブ・ザ・リビングデッド』にはギャラの折り合いがつかなかったため、既成曲を提供するという変則的な参加になっている。



予告編



クレジット

監督:ヴィンセント・ドーン(ブルーノ・マッティ) 製作総指揮:セルジオ・コルトーナ 原案・脚本:クラウディオ・フラガッソ/J・M・カニルス 撮影:ジョン・カブレラ 編集:クラウディオ・ボローニ 音楽:ゴブリン
マージット・イヴリン・ニュートン/フランコ・ギャロファロ/セラン・カレイ/ロバート・オニール/ルイス・フォノル

1980年/イタリア=スペイン合作/ビスタサイズ/モノラル/99分/DCP/R15+
原題:HELL OF THE LIVING DEAD / VIRUS: L'INFERNO DEI MORTI VIVENTI / NIGHT OF THE ZOMBIES / VIRUS CANNIBALE / ZOMBIE CREEPING FLESH / DIE HOLLE DER LEBENDEN TOTEN / APOCALIPSIS CANIBAL
配給:スティングレイ 日本語字幕:落合寿和


劇場情報

都市 劇場名 公開日
東京 新宿シネマカリテ 上映終了
大阪 シネマート心斎橋 上映終了
愛媛 シネマルナティック 上映終了
神戸 CinemaKOBE 上映終了
大阪 第七藝術劇場 上映終了
東京 池袋シネマ・ロサ 上映終了
名古屋 シネマスコーレ 上映終了
栃木 シネマロブレ 上映終了
広島 横川シネマ 上映終了

劇場の方へ。本作品の上映に関するお問い合わせはまでご連絡ください。



グッズ

●パンフレット 900円+税
●B2ポスター(イラスト版) 800円+税
●B2ポスター(写真コラージュ版) 800円+税
●Tシャツ(ロゴ版) 3,600円+税 サイズ=XまたはXL
●Tシャツ(イラスト版) 3,600円+税 サイズ=XまたはXL
※上記劇場にてそれぞれ上映期間中の販売となります。詳細は各劇場にお問い合わせください。