★過去字幕放送のみのエピソード
★優秀な奴ほどキレると怖いものだ
(Lawson's Last Stand)
字幕版のみ放送/本国第5シーズン第4話

<あらすじ>
 病院に収容されていた陸軍大佐ローソンが脱走。彼はかつての部下を二人集め、“ブリタニカ作戦”と名付けたミッションを実行する。まず銀行を襲撃して大金を奪い、次に軍の武器庫から武器弾薬を強奪。CI☆5がローソンたちを追うが、彼らは研究所にロケット弾を撃ち込み、パニックに乗じて致死性神経ガスC29を奪った。かつてそのガスで自分の部隊を全滅させられたローソンは、1時間以内に指定の軍事研究所を破壊しなければ、ロンドン市内にガスを拡散させると要求する…。

<ひとくちポイント>
 演出が『ファイナル・オプション』のイアン・シャープなので、キレの良いアクションが目白押しのエピソード。中半の研究所の襲撃シーンは、特殊部隊の突入を思わせる大迫力。お金も相当かかっていて、テレビシリーズの枠は完全に超越してます。珍妙(でも合理的)な装備でガスを拡散させようとするローソン大佐が、あまりにもイっちゃっていて、逆に背筋が寒くなります。一瞬でカタが付くラストもすばらしい名編!

 

★甦る悪夢 最強の暗殺者現る
(A Man Called Quinn)
字幕版のみ放送/本国第5シーズン第10話

<あらすじ>
 元特殊部隊のクインが、収容されていた神科病院から脱走。金と服を手に入れた彼は、要人暗殺を開始する。彼はかつてKGBの捕虜となって洗脳され、あるきっかけで要人を暗殺するよう後催眠をかけられていた。そして、最後のターゲットである"モリス"とは、昔のコーレイの愛称だった。コーレイは身を隠すが、クインの執拗な追撃は手を休めない。だがこの連続暗殺事件には、さらにある人物がからんでいた。

<ひとくちポイント>
 素手でも人を殺すことができ、狙撃にも長けた、クインの鬼気迫る行動も見どころですが、彼を裏で操る存在が明らかになるところが、一筋縄ではいかないCI☆5ならではの脚本の妙。クインを説得したコーレイが、共通の敵に立ち向かうラストは燃えますが、その結末はあまりにも哀しい…。「007/オクトパシー」でソ連の将軍を演じ、日本にもしばしば舞台公演に訪れる個性派スティーヴン・バーコフにも注目。

 

★命の値段とは一体いくらだ
(No Stone)
字幕版のみ放送/本国第5シーズン第11話

<あらすじ>
 富豪の息子でテロリストの一員として逮捕されたカルビン。彼は仲間が武器を埋めた場所へ案内するという。CI☆5部員がその場所を掘り起こしていると、武装集団が突如襲撃。部員は死傷、カルビンは連れ去られてしまう。武装集団はカルビンの属していたテロ組織で、ロンドン市内での連続爆破テロを計画していた。カルビンを仲間を裏切ったとして処刑したテロリストたちは、爆弾を仕掛けて国外逃亡をはかる。空港にいた彼らを拘束したコーレイとドイルは、爆弾の場所を吐かせるために、ある罠を仕掛ける。

<ひとくちポイント>
 イギリス本国での最終エピソード。幼稚な思想でテロを行う若造集団と、ベテランCI☆5の対決編。カルビンを利用し、用済みになると有罪の元に処刑するテロリストたち身勝手さは、観ているこちらも腹が立ちます。CI☆5が仕掛ける巧妙な罠は、なかなか凝っていて思わずニヤリ。衝撃のラストと、その後の突き放し方が、このシリーズにしては珍しいです。
 

☆エピソードについて、さらに詳しく知りたい人はこちらへ!
●Julieさんのサイト「CI☆5 THE PROFESSIONALS」
  http://www.geocities.jp/ci5professionals/

●「CI☆5 THE PROFESSIONALS」内「あらすじ」コーナー
  
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